福祉支援サービス コミル

コミルは障害をお持ちの方の生活をモノの工夫によって豊かにすることをお手伝いします。

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作成日:2012/02/27
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意思伝達装置入力装置(スイッチ)の適合実習

昨日(2月26日)に、大阪府難病情報センター主催の「コミュニケーション研修会」2011年度第2回目が行われました。

今回は、参加者が6名ずつのグループに分かれ、ALS患者様をシミュレートしたモデルさんを前にしながら実際にスイッチのフィッティングを行う、ケーススタディ、グループワークを中心に行いました。

参加者の皆さんは、最初は機能評価を忘れいきなりスイッチを手にするなど、緊張のためかぎこちなさも多かったのですが、次第に普段の患者様を前にした対応を思い出してくるのか、活き活きと「コミュニケーション」を取りながらスイッチの適合を行っていました。

4グループあるうちの3グループがパシフィックサプライスペックスイッチを基にしてフィッティングを行ったのは決して偶然ではなく、

  • 今回のケース、患者様の身体機能にスペックスイッチが合っていた。
  • フィッティングを行う「素材」としてスペックスイッチが使いやすい。

ことによるのだろうと思います。

私個人的には、次回同様のグループワークを行うならば、ぜひ「スイッチ素材」を多数準備した上で、楽しく「切った貼った」を行いながらフィッティングを行いたいですね。

私はスタッフとして参加しながらも、とても楽しんでしまった1日でした。

入力装置固定具

私は、「スイッチ」の話をするようにと言われながらも、「入力装置固定具」に絞ってお話をしました。

特に今回は手指、足指での操作(主に屈曲、内転)における入力装置固定具の選定と留意点をお話しました。

10分という短い時間の中で、焦る気持ちから早口になり、参加された皆さんにどこまで伝えることができたのか心配です。

参加者の皆さんがここを読まれましたら、ぜひ感想をお聞かせ下さい。

以下は私が発表した内容の配布資料です。多数あります具体例の写真は掲載していませんのでご了承下さい。

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